選び方
このセクションでは、ポータブル電源を初めて選ぶ方に向けて、確認しておきたい基本的な5つのポイントを分かりやすく解説します。ご自身の使い方に合った一台を見つけるための、最初のステップとしてお役立てください。
A. 定格出力で選ぶ
定格出力とは、ポータブル電源が一度に安定して供給できる電力の大きさ（W）のことです。使いたい電気製品の消費電力を確認し、それを上回る定格出力のモデルを選びましょう。
複数の電気製品を同時に使いたい場合は、その合計消費電力よりも余裕のある定格出力が必要です。
※電化製品の消費電力を確認する方法は下記：
製品のラベルや取扱説明書で確認する：多くの電気製品には、消費電力を示すラベルが貼られているか、取扱説明書に仕様が記載されています。
電力計で測定する：製品に表示がない場合は、電力計（ワットチェッカー）などを用いて実際の消費電力を測定する方法もあります。
B. バッテリー容量で選ぶ
バッテリー容量は、ポータブル電源に蓄えられる電気の量（Wh）を表します。容量が大きいほど、より長い時間、電気製品を動かすことができます。
使用したい電気製品と時間を考慮して、ご自身の使い方に合った容量を選びましょう。容量が大きければ、消費電力の大きい製品を動かしたり、スマートフォンなどを何度も充電したりできます。
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C. 充電方法で選ぶ
ポータブル電源は、主に3つの方法で充電できます。
家庭のコンセントからの充電（AC充電）
車のシガーソケットからの充電
ソーラーパネルを使った充電
コンセントからの充電は基本的な機能ですが、他の方法には専用のケーブルやソーラーパネルが必要になる場合があります。電源のない場所で長時間使いたい場合は、ソーラー充電に対応したモデルが便利です。
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D. 安全性と耐久性で選ぶ
ポータブル電源は電気を扱う製品のため、安全性を第一に考えましょう。特に、さまざまな環境での使用を想定する場合は、信頼性と耐久性の高い製品を選ぶことが重要です。
長く安心して使うために、以下のような各種保護機能を備えているかを確認しましょう。
過充電・過放電からの保護
温度管理機能
過電流・過電圧からの保護
関連記事：ポータブル電源の安全性とは？確認すべきポイントと安全に使うための注意点を解説
E. 携帯性で選ぶ
ポータブル電源は、バッテリー容量が大きくなるほど、本体のサイズや重量も大きくなる傾向があります。
持ち運んで使う場合は、必要な容量と重量のバランスを考えることが大切です。車で運ぶのか、手で持って移動するのかといった具体的な使い方を想定して選びましょう。
以上が、ポータブル電源を選ぶ上で基本となる5つのポイントです。これらの基本を押さえたうえで、さらに具体的な使い方から最適なモデルを探してみましょう。
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