両面発電
同じ設置面積でより多くの発電量を得たい場合に有効なのが「両面発電(バイフェイシャル)」です。
両面発電は、ソーラーパネルの表面と裏面の両方で光を受け、電気に変換する方式です。表面で太陽からの直接光を受けるだけでなく、裏面では地面などから反射された光(アルベド)や周囲の散乱光も活用して発電します。主な利点は次のとおりです。
発電効率の向上:ソーラーパネルの裏面でも受光することで、片面発電のソーラーパネルに比べてより多くの光エネルギーを取り込めます。
発電量の増加:同じ設置面積でも、裏面で発電する分、ソーラーパネル全体の発電量を増やすことが期待できます。
コスト削減:より多くの発電量が得られるため、目標とする発電量に対して必要なソーラーパネルの枚数や設置面積を減らせる可能性があります。
幅広い用途:設置環境を選ばず、戸建て・集合住宅や、大規模太陽光発電所、工場・倉庫屋根、野外環境など様々なシーンで活用できます。
特に、陸屋根、地上設置の大規模発電所、雪国、水上など、背面に反射光を得られる環境では、従来型ソーラーパネルより高い経済性を発揮します。
両面発電ソーラーパネルの発電効果は、設置する環境に大きく影響されます。例えば、地面の反射率(アルベド)の高さ、パネルの設置角度や高さ、配線による影などが発電量を左右する主な要因になります。そのため、設置場所の環境を事前に確認することが重要です。
Jackeryのソーラーパネルは、TOPConやIBCといった先端技術を採用して、これらの技術は両面発電と相性が良く、裏面での発電効率を高める設計になっています。
両面発電ソーラーパネル代表例:
| 機種名 | 変換効率 | 最大出力 | 重量 | 展開サイズ | 特徴 |
| Jackery SolarSaga 100W (JS-100F) | 25% | 100W | 3.6kg±0.3kg | 1220*552*20mm | 折り畳みソーラーパネル |
| Jackery SolarSaga 200W (JS-200D) | 25% | 200W | 6.2kg±0.3kg | 2340x552x25mm | 折り畳みソーラーパネル |
| Jackery SolarSaga 100Air (JS-100I) | 25% | 100W | 3.2kg±0.2kg | 1630 x 423 x 17mm | 100Wパネルで世界最軽量 |
| Jackery SolarSaga 40Air (JS-40C) | 25% | 40W | 0.9kg±0.2kg | 962 x 339 x 2.5mm | タブレットサイズに折り畳める |
| Jackery SolarSaga 100 Light (JS-100G) | 25% | 100W | 2.05 kg±0.5 kg | 1060 x 560 x 16mm | フレキシブルソーラーパネル |
【用語集】
バイフェイシャル(両面発電):表裏の両面で受光するパネル方式の総称。
アルベド:地表などが光を反射する割合。雪面や白い地面など、反射率が高いほど裏面での発電に有利になります。
TOPCon:太陽電池セル(発電素子)の構造の一種。発電時の電気的な損失を抑える技術です。
IBC:太陽電池セル(発電素子)の構造の一種。電極をすべて裏面に配置することで、表面の受光面積を最大化する技術です。
bifaciality(両面感度比):パネルの表面に対する裏面の発電性能の比率。この数値が高いほど、裏面での発電能力が高いことを示します。
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