バッテリーの寿命
ポータブル電源を安心して長くお使いいただくために、心臓部であるバッテリーの寿命について知っておきましょう。
●バッテリーの寿命を示す「サイクル数」とは
ポータブル電源のバッテリー寿命は、充電と放電を何回繰り返せるかという「サイクル数」で示されます。バッテリーを使い切ってから満タンまで充電するまでを「1サイクル」と数えます。
このサイクルを繰り返すと、蓄えられる電気の最大量(容量)は少しずつ減っていきます。ある一定の容量を下回るまでの回数が「充放電サイクル寿命」の目安となります。
国際的な規格や実務上の基準として、サイクル寿命は「初期容量の80%まで容量が低下した時点での充放電回数」を指すのが最も一般的です。
ただし、EV(電気自動車)や家庭用蓄電池のように長期間の使用が想定される製品では、保証基準として「70%」を目安とすることもあります。このためポータブル電源業界でも、製品の特性に応じて70%~80%が寿命の基準として広く用いられています。
●サイクル寿命とバッテリー種別
ポータブル電源のサイクル寿命は、内蔵されているバッテリーの種類によっても大きく変わります。例えば、Jackery Plus、Newシリーズに採用されているリン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)は、4,000回以上の充放電に耐える長寿命と、熱暴走しにくい高い安全性を両立しています。
●耐用年数の計算方法
ポータブル電源をどのくらいの期間使えるかは、サイクル寿命と使用頻度からおおよその耐用年数を計算できます。
例えば、サイクル寿命が1,000回のモデルを3日に1回の頻度で充放電して使う場合、以下のように計算します。
年間の使用回数:約120回
耐用年数の目安:1,000回 ÷ 120回/年 = 約8.3年
これは理論上の計算値であり、実際の耐用年数は使用環境や頻度によって変動します。
●バッテリーの寿命を引き伸ばすコツ
ポータブル電源は、日々の使い方や保管方法を少し工夫するだけで、より長く使い続けることができます。
①適切な充電と使用を心がける
満充電や残量ゼロの状態を避け、こまめに充電しましょう。また、極端な高温・低温下での使用や、パススルー充電の常用はバッテリーの負荷となります。
②正しい方法で保管する
長期間使わない時は、バッテリー残量を60%~80%に保ち、直射日光の当たらない涼しく乾燥した場所で保管するのが理想です。
③製品選びも大切
購入時に、実際の使用量より余裕のある容量のモデルや、バッテリー品質が高く自然放電の少ない製品を選ぶことも、結果的に寿命を延ばすことにつながります。
これらのコツをより詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
参考記事:【2025年】ポータブル電源の寿命とは?寿命を延ばしておトクに使う8つの方法を解説
用語解説:
パススルー充電とは?
本体を充電しながら同時に家電などへ給電できる機能のことです。
従来は「バッテリーを経由してから出力する」方式が一般的でしたが、この場合バッテリーに常に負荷がかかり、発熱や劣化の要因となる課題がありました。
現在のポータブル電源では、入力された電力をそのまま出力に回し、不足分のみをバッテリーで補う方式が主流です。この仕組みにより、効率性と安全性が大幅に向上し、長時間の常用にも安心して使えるようになっています。
なお、Jackeryポータブル電源多くの機種はすべてこの「バッテリーを介さないパススルー方式」を採用しており、ポータブル電源を安心して同時利用できるのが特長です。
Jackeryポータブル電源主要製品の寿命(充放電サイクル数)一覧:
| 製品名 | サイクル数 |
| Jackeryポータブル電源1500New | 6,000回 バッテリー残量は70%を維持) |
| Jackeryポータブル電源500New | |
| Jackeryポータブル電源600New | |
| Jackeryポータブル電源3000New | 4,000 回 初期容量の70%を維持) |
| Jackeryポータブル電源2000New | |
| Jackeryポータブル電源1000New | |
| Jackeryポータブル電源240New | |
| Jackery ポータブル電源 300D | |
| Jackery ポータブル電源 5000 Plus | |
| Jackeryポータブル電源2000Plus | |
| Jackeryポータブル電源1000Plus | |
| Jackeryポータブル電源600Plus | |
| Jackery ポータブル電源 1500 Ultra |